ガレージづくりのアイディア紹介

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ガレージに関する法律を知っておく

自作ガレージは法律違反になる!?

ガレージを自作する上で注意しなければならないのが、建築基準法に関してです。
一般的な戸建てでは該当しないことが多いですが、ガレージの場合、天井や壁の仕上げに関して建築基準法でルールが定められています。
そのため、自分自身のオリジナルガレージをDIYしたいと考えている人は、専門の知識を持った人にお願いして、建築基準法違反になっていないかチェックしてもらう必要があります。
各自治体には建築指導課があるので、そこで指導を受けるのがおすすめですよ。

なぜこのような規制が設定されているのかというと、ガレージに置くものにその理由があります。
ガレージとは、基本的には車を置く場所ですよね。
車にはガソリンが入っていますから、めったにあることではありませんが、何かしらの原因でガソリンに引火してしまった場合、大きな火災が発生します。

火災が発生した際に、ガレージの素材が燃えやすいものであると、居住空間にも引火してしまい火災の規模が大きくなることが予想されます。
こうしたリスクがあるために、ガレージの壁素材は燃えにくい不燃材などを使用して、火災が広がらないように対応することが求められているのです。

ガレージに使用可能な内装と使用不可な内装

車を駐車するスペースとしてガレージをDIYする際は、内装に使用する素材に注意しなければなりません。
そこでおすすめしたい素材は石膏ボードです。
石膏ボードは建築基準法違反にならない素材であり、かつ、塗装がしやすいというメリットがあります。
石膏ボードを被覆して、その上から自分の好きなカラーに塗装すれば、理想の壁色のガレージをつくることができます。

また、車を駐車するスペース以外の部分、例えばくつろぎ空間などを用意する場合は、その周辺は木材などをそのまま使用することができます。
つまり、車を駐車するスペースの周りを不燃材で固めればよいというわけです。
部屋の内装にもコントラストが出て雰囲気を変えることができるので、こうした技も取り入れつつ、自分だけのオリジナルガレージをつくっていてください。

建築基準法違反は高確率でバレる!

ガレージの中なんてあんまり見られないから、少し違反しても大丈夫だろうと魔が差してしまうこともありますよね。
しかし、こうした建築基準法違反は高確率でバレてしまう傾向があるので注意が必要です。

どのようにしてバレてしまうのかというと、1番多いのは近所の方の通報です。
意外と近所の方は、ガレージの中を見ているものです。
火災が起きたら近隣住民も巻き込まれる可能性があるので、自分たちの生活を守るためにも敏感になるわけです。
ご近所の方の生活と、自分の生活を守るためにも、きちんとルールを守って楽しいガレージづくりをしましょう。

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