ガレージづくりのアイディア紹介

ガレージの種類

オープンガレージ

オープンガレージの特徴について

オープンガレージとは、自宅から屋外につながった形の車庫のことを指します。
自宅の一部と一続きになっていて、駐車場の壁や屋根を形成しています。
完全に周りを覆う従来の車庫と異なり、外部から見えるようになっているのが特徴で、自宅の窓やドア、フェンスなどを通じて見ることができます。
オープンガレージは、自宅の敷地内にある車を駐車するためのものとして、特に欧米で利用されています。

オープンガレージのメリットとデメリットは?

オープンガレージのメリットとしては、まず安全性の向上があります。
その構造上、完全に覆われた車庫に比べて外部から見えるため、不審者や泥棒の侵入を防ぐことができます。
また、駐車中に車に何かしらの異変があった場合に近隣住民から通報を受けることができるため、安全面でのメリットがあります。

車の管理がしやすいのも、オープンガレージの良いところです。
いつでも車やバイクを見ることができるため、車の状態を常に把握することができます。
そのため、車やバイクが汚れたり鳥の糞が付いたりした場合にはすぐに対処することができ、バイクのメンテナンスに役立ちます。
メンテナンスや掃除をする時にオープンガレージだと、屋外にあるため外気や風を感じながらバイクの手入れをすることができて、ストレス解消になるのもオーナーとしてはうれしいところです。

一方、オープンガレージのデメリットとしては、目立ちやすく、プライバシーを気にする方にはマイナスとなります。
というのも、オープンガレージは外部から見えるため、バイクの所有者や家族のプライバシーが損なわれる可能性があります。
目立ちやすいため車が狙われやすく、高級なモデルなどは逆に盗難リスクが高まることもありますので、その兼ね合いを考えるべきです。

また、オープンガレージは屋外にあるため、天候の影響を受けやすく、車に雨や雪が降りかかったり太陽光を浴びやすいです。
これによって車の塗装が劣化したり、内装が傷んだりすることがあります。
また、冬場には車が凍結することもあるため凍結対策が必要です。

オープンガレージでバイクの出し入れを頻繁にすると、周りが覆われていないため、騒音や粉塵が発生して周りに飛びやすいというデメリットもあります。
周囲の住民に迷惑をかけることがあるため、注意が必要です。
さらに、自宅の建物の一部を使ってガレージを作る場合は、建築基準法などの法律を考える必要が出てきます。
場合によっては法律違反となってしまう恐れもありますから、自宅の敷地内にオープンガレージを設けて車やバイクを駐車する際には、利用する地域の法律や条例を確認し、適切な駐車場所を選ぶようにしましょう。

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